今回は社労士試験に合格する人の5つの特徴を紹介します。私の周りで合格した人はこの5つの特徴がありました。
みなさんも是非、参考にして下さい。
社労士試験に合格することを信じている人
社労士試験に限らず、試験に合格する人は、「絶対に合格するんだ」という強い意思を持って勉強している人が多いです。私の周りでも、どこからそんな自信がくるの?って思うぐらい、「絶対に合格するから!!」と宣言していた人は合格しました。
合格した後に、その人になんでそんな自信があったの!?って聞いた時、彼は、正直、自信なんてなかったけど、周りに合格することを宣言することで追い込んでいたとのこと。
勉強をしていると、どうしてもダラけてしまったりすることもありますが、絶対に合格するんだと思って勉強し、また周囲に公表することで、ダラけずに勉強を続けることができたそうです。
勉強をする上で、よくダラけてしまったりする人は、家族や職場の人、友達などに「社労士試験に合格するんだ」と宣言するのもいい方法だと思います。退路を断つことで、自分の意識も変化すると思います。
ハッキリとした目標を持って勉強している人
社労士試験に合格するためには約1000時間必要だと言われています。仮に1月から勉強を始めたとしても、8月まで勉強期間は長いです。社労士試験に合格するといった目標だけだと、今、どれだけのことをすればいいのか分からなくなることがあります。そこでオススメは、最終的な目標から逆算して明確に目標を設定していくことです。
社労士試験は8月の第3日曜日と決まっているので、6月末までにテキストと過去問を一通り終わらせると目標に設定した場合、さらに細かく設定していきましょう。
4月末までに労働保険科目のテキストと過去問を終わらせる
6月末までに社会保険科目のテキストと過去問を終わらせる
7月は白書・統計・模試の復習
こんな感じでどんどん細分化していき、最終目標から逆算して、今、自分は何をしないといけないのかを明確にしていくことが重要です。
目標を立てる上で重要な3つのポイント
具体的な目標を設定
最終的な目標はもちろん社労士試験に合格することですが、途中でだらけてしまうこともあるので、目標も細分化して、具体的に設定しましょう。たとえば、6月までにテキストと過去問を3周する、7月の模試で上位100位以内に入るなど。
目標は数値化する
上記のように6月までに3周、100位以内に入るなど。数値化しないと、目標が曖昧になってしまいます。必ず目標は数値化するようにしましょう。
達成可能な目標を設定
いくら理想的な目標を立てても、実行できないと全く意味があります。自身の置かれた環境をもとに、自分が無理なくできる目標を立てることが大切です。
つまり、社労士試験に合格するためには、明確な目標を立て、その目標を細分化していく。その上で3つのポイントを意識して勉強することで、実力を最大限に伸ばすことができます。
学習スタイルが確率している人
学習スタイルは人それぞれですが、重要なのは試験勉強を自身の生活に取り込んでしまうことです。
自身の生活に取り込むということは、例えば、皆さんは毎日、歯を磨いていますよね!?
仮に歯を磨くのを忘れた場合、気になりませんか?
日常当たり前の作業をしないことで、気になってしまうんですよね。
これは歯を磨くことが日常生活する上で当たり前の作業になっているからです。
勉強もこんな感じで日常生活の一部として取り込みましょう。
そうすることで、勉強をしないと気になって仕方がないといった状況になれば、生活の一部として機能しているので、後は、それを継続して続けるだけです。
ちなみに私は、朝起きて1時間は前日の復習をし、通勤時間や就寝前は暗記の時間にすることを毎日していました。それを継続することで、約1ヶ月後には、朝起きて何もしないと気になって仕方がなくなるようになり、毎朝、前日勉強した内容を復習することがルーティーンになりました。
継続して努力できる人
社労士試験に限らず、試験に合格する人というのは、途中で諦めずに勉強を続けられた人です。つまり継続して努力し続けることができた人が合格できるのです。
ただ、この「継続して努力し続ける」というのは非常に難しいことです。
私も仕事をしながら勉強をしていたので、残業や断りきれない付き合いがあったり、
また、模試などで思うように解けなかったりすると、本当に合格できるのかな?!って思ったり、ヤル気が全く起こらずスランプ状態になったことも多々ありました。
そんな時、私は、なぜ勉強しているのかを考えるようにしました。つまり、なぜ社労士試験を受けようと思ったのかを思い出すようにしました。
私は社労士になってパワハラやセクハラなどをされている人を助けたいと思って社労士になることを決意したので、ヤル気が起きない時はこのことを思い出して勉強しました。
また社労士になった時の姿を空想したりしました。社労士になって開業したら、事務所名は何て名前にしようか、どこにどんな事務所を借りようかなど。そんな空想をしていると徐々にヤル気が出てきました。
ですから、勉強に疲れたり、ヤル気が起きなくなったりした時は、なぜ自分が社労士の勉強をしているのかを思い出して、モチベーションを維持するようにしましょう。
脱・完璧主義
とにかく資格試験は、完璧主義は危険です。もちろん、完璧に理解して合格できたらいうことありません。
でも時間は有限です。
誰も解けない問題や、出るかどうか分からないような細かい知識に時間を費やし、基本的事項を間違うようであれば本末転倒です。
社労士試験でいえば、7割取ることができれば合格できます。基本的な問題をしっかり勉強して、問題集や模試などにでてきた知識をプラスαすれば大丈夫です。
まとめ
今回は、社労士試験に合格する人の特徴を紹介しましたが、これは社労士試験に限らず、行政書士や宅建などの資格試験にも当てはまることだと思います。とにかく以下の5つを意識して勉強するようにしましょう。
・何がなんでも社労士試験に合格すると信じる
・ハッキリとした目標を持って勉強する
・自分の学習スタイルを確立する
・継続して勉強する
・脱完璧主義