労基・衛生法のよく出る分野と最近の傾向をまとめてみた

労働基準法と労働安全衛生法

 

選択式 択一式
労働基準法 1問【労基3問、衛生法2問】 10問【労基7問、衛生法3問】
労働安全衛生法

労働基準棒と労働安全衛生法の試験対策

労働基準法は正直、難しい科目です。数字など覚えることが多いという点と、選択式に関しては、毎年、最高裁の判例からの出題があり、知らないと解けない問題が出るからです。

知らない問題がでても文脈から推測して解答できると言われるかもしれませんが、本試験の限られた時間の中で解答するのは一苦労です。

フォーサイトの先生も仰ってましたが、労働基準法に関しては、なぜ、そのような規則ができたのかという「制度趣旨」を考えながら勉強すると、いざ知らない問題が出てもある程度は推測して解答できると思います。ただ数字は覚えるしかありません。

労働基準法の対策としては、制度趣旨を考えながら勉強し、細かな数字は何度も目を通して覚えて、あとはテキストや問題集、模試などに出ている判例はすべて目を通しておきましょう。やはり知っている問題が出た時はすぐに解けるので、他の科目に時間も取れるという強みも出てきます。

フォーサイトのテキストは判例がたくさん載っており、模試に出された判例もフォーサイトのテキストに載っていたので助かりました。


労働安全衛生法については数字が多く覚えるのが大変で、また細かい知識も多いので、ある程度の割り切りが必要です。私は、フォーサイトのテキストと問題集、模試を何度も繰り返し読み込みました。

また外出先で工事現場などを見ると、この現場は大体何人以上いるから、総括管理者がいるな~とか、あの機械があるということは労働基準局の許可を受けているな~とか考えるようにしていました。

労働基準法の選択問題が難しい場合は、労働安全衛生法は解きやすいという傾向があるので、
労基が解けなかった場合に備えて、安全衛生法もしっかり勉強しましょう。

労働基準法と労働安全衛生法の択一式の出題ランキング

労働基準法のよく出る分野
第1位:就業規則
第2位:賃金の支払い
第3位:労働契約

この1位~3位に関してはほぼ毎年、出題されいます。この分野は必ず解けるようにしておきましょう。苦手という方は、読み込みが足らないと思うので、漫画を読むような感じで毎日でも読むようにしましょう。おススメはすき間時間に読み込むことです。ダラダラと読み込むよりは、10分間だけ読み込むといった感じで取り組んだ方が脳に吸収しやすいと思います。

労働安全衛生法のよく出る分野
第1位:事業者の講ずべき措置等
第2位:安全衛生管理体制
第3位:目的等

労働安全衛生法は覚えることが膨大です。仮に、時間があってもすべて覚えようとするのは得策ではありません。出題頻度が多い分野と基本的事項に絞って覚えたほうが効率がいいと思います。

狙われやすい論点としては、2019年に改正された【産業医と産業保健機能の強化】が注目です。2019年(令和元年)の試験問題には出なかったので、今年は注目です。またストレスチェックも2019年(令和元年)に改正され、ストレスチェックの実施者に、必要な研修を終了した【歯科医師と公認心理士】が追加されたので、選択・択一とも狙われやすいと思います。

また最近は、事例問題も出題されるのが特徴です。テキストや問題集などで事例問題に慣れておきましょう。

過去5年間の労働基準法と労働安全衛生法の選択式問題一覧

労働基準法

平成27年

①みなし労働時間[判例]
②年次有給休暇の時季変更権[判例]
③妊産婦について

平成28年

①解雇制限の解除[判例]
②企画業務型裁量労働制

平成29年

①年次有給休暇の時季指定権と時季変更権[判例]
②出産の定義

平成30年

①解雇予告の適用除外
②育児時間
③競業義務違反の退職金[判例]

令和元年

①解雇期間中の賃金と中間利益[判例]
②出来高払い制の保障

労働基準法の選択式の特徴として、最高裁の判例から1問出題されることです。とにかくテキストや問題集、模試で出てきた判例は全て押さえましょう。知っていたらすぐに解ける問題が多いので、知っていると知らないのは雲泥の差です。

労働基準法は労働一般、社会保険一般と同様に、足切りに泣く受験生が多いので手を抜かないよにしましょう。

労働安全衛生法

平成27年

①事業者の定義
②就業制限業務

平成28年

①総括安全衛生管理者
②ストレスチェック

平成29年

①リスクアセスメントの実施
②作業管理

平成30年

①作業環境測定の定義
②型式検定

平成29年

①リスクアセスメントの実施
②作業管理

令和元年

①目的条文
②衛生管理者の資格要件

労働安全衛生法に関しては、各予備校のテキストや基本書の重要な部分(要は基礎的な部分)と問題集、模試で出てきた問題だけでいいのではないかと思います。ある程度割り切りは必要ですよ。

2020年社労士試験の労働基準法と労働安全衛生法はここが狙われる

労働基準法に関しては、今年は【36協定による時間外・休日労働】が狙われやすいのではないかと思います。
理由は大企業は令和1年4/1より適用されていましたが、令和2年4/1より中小企業にも適用されるからです。令和元年に出題されなかったので、中小企業にも適用された今年に出題される可能性があります。

後は、令和元年の4月より施行された【年次有給休暇の強制5日間付与制度】【有給休暇管理簿の作成と保管】も狙われる可能性が高いです。

労働安全衛生法に関しては、狙われやすい論点として2019年に改正された【産業医と産業保健機能の強化】が注目です。2019年(令和元年)の試験問題には出なかったので、今年は注目です。またストレスチェックも2019年(令和元年)に改正され、ストレスチェックの実施者に、必要な研修を終了した【歯科医師と公認心理士】が追加されたので、選択・択一とも狙われやすいと思います。

また最近は、事例問題も出題されるのが特徴です。テキストや問題集などで事例問題に慣れておきましょう。



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