社労士試験の勉強法

社会保険労務士試験は過去問の攻略こそが短期合格への道しるべ

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皆さん、こんにちは。
毎日暑い日々が続いていますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
熱中症には十分気を付けて下さいね。

今回は、「社会保険労務士試験は過去問の攻略こそが短期合格への道しるべ」についてお話したいと思います。

どの資格試験でも過去問の重要性が強調されていると思いますが、その中でも、社会保険労務士試験においては過去問の攻略こそが全てだと言い切れます。

社会保険労務士試験の過去問はいつから始めたらいいの!?

テキスト+過去問を同時進行で進めましょう。たまに、どうせ過去問を解いても解けないから、まずはテキストだけを読み込むって人がいますが、これは愚の骨頂だと思います。過去問は正解・不正解を確認するものではありません。あくまでも、テキストで得た知識+過去問で得た知識を覚えるためのものです。間違ったからといって気にする必要はありません。どんどん解いて、過去問の問題、解説を覚えていきましょう。

社会保険労務士試験の過去問は択一だけでいい!?

これは賛否両論あると思いますが、私は、社会保険労務士試験の過去問は、択一の過去問をメインに繰り返し、選択の過去問は6月ぐらいから始めたほうが効果的だと思います。というのも、選択で出される個所も、択一の過去問に出されているケースが多いからです。テキストと択一の過去問で重要事項をマーカで引いて覚えていけば、それだけで自然と選択対策にもなっているというわけです。

もちろん、選択独自の問題[労働基準でいえば判例問題]などもありますから対策はしないといけませんが、6月ぐらいから始めても十分間に合います。ただ選択対策は6月からでも間に合うように、択一の過去問は単に解くだけでなく、重要事項はマーカなりして覚えていくようにしましょう。

私も、フォーサイトで送られてきた過去問は、択一中心に回し、選択の過去問は6月ぐらいから始めました。それでも十分間に合いました。

 


おススメの過去問の解き方

とにかくスピード重視で何回転もすること。メリットは何度も繰り返すことで記憶を定着させることができる点です。

また特に時間がない人にとっては、問題と解答を一緒に見るというのも有効かと思います。社会保険労務士試験は、突き詰めていうと【知ってるか、知らないか】に尽きると思います。つまり、知っている問題なら即答できるわけです。特に選択は、いくらその分野のことを理解していても、知らない問題が出た瞬間にアウトなわけです。

もちろん、ある程度、文脈から推測して解答することは可能だと思いますが、限られた時間の中で、その問題を【知っている】ということは、かなりアドバンテージを得ることができます。あくまでも試験に合格することが目標ということを忘れないようにしましょう。

ただ時間がある人は、丁寧に1問ずつ解いていくというやり方でもいいと思います。それでもスピード重視で解いていくようにしましょう。いくら理解していても、時間が経過すると忘れてしまっては意味がありません。

択一の過去問の文章やき解説部分で重要語句などにはマーカを引くことをおススメします。おススメする理由は2つあります
・選択対策にもなる
・マーカ部分だけ反復することで時間短縮になる

先ほども述べましたが、択一の過去問は、択一対策だけでなく選択対策にもなります。択一は択一、選択は選択と分けて考えるのではなく、択一の過去問で選択対策もすれば一石二鳥なわけです。それに時間短縮にも役立つのでおススメです。

私はフォーサイトの択一の過去問はマーカだらけになりましたが、選択対策として十分でした。6月から選択の過去問を始めましたが、覚えることも少なく無事足切りにかかることもなく合格できました。

まとめ

社会保険労務士試験の過去問は、テキストと同時進行で進めていきましょう。また択一の過去問は選択対策にもなるので、重要事項はマーカなど引いて意識的に覚えるようにしましょう。選択の過去問は6月ぐらいから始めても十分間に合います。

まだまだ暑い日が続きますが、体調管理に気を付けて頑張ってください。