社会保険労務士の試験は独学で合格できるのか?

独学
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皆様、こんにちは。
今回は、「社会保険労務士の試験は独学で合格できるのか?」という点についてお話したいと思います。

・社労士試験は独学でも合格可能か!?
・独学のメリットとデメリット

社労士試験は独学でも合格可能なのか。なるべくお金をかけずに社労士試験に合格したいと思う方も多いと思います。そこで今回は、社労士試験を独学でも合格可能かどうかについて、独学のメリットとデメリット、また予備校(通信講座)のメリットとデメリットも併せてお話ししていきます。

社会保険労務士試験は独学で合格可能か?

私は社会保険労務士の試験を2回目で合格したのですが、1回目は独学で、2回目は通信教育[フォーサイト]で勉強しました。

私は宅建、行政書士と独学で合格した経験があり、社労士も「試験範囲は広いけど、頑張れば独学でも合格できるのではないか」と思いました。また予備校(通信講座)に数十万のお金をかけることに抵抗があったのも事実です。

その結果、独学と決めました。

独学の時は
基本書:U-CANの社労士 速習レッスン
過去問:TACの合格するための過去10年本試験問題集
を利用し、模試はTACと大原の模試を計2回受けました。私が1年目にした勉強はこれだけです。言い訳になりますが、社会人ということもあり勉強できる時間は限られており、必要最低限の知識さえ覚えれば合格できるのではないかと、甘い期待をしてしまっていました。

独学で約11ヵ月勉強した結果です。選択が27点、択一が44点と、選択の「労働一般」が足切りで、また択一の総合点で1点足らないと結果になりました。

参考までに平成29年度の社会保険労務士試験の合格基準点を載せておきますね。

選択

  合格基準点
総得点 24点以上
各科目 雇用、健保は2点以上、他は3点以上

択一

  合格基準点
総得点 45点以上
各科目 厚生年金3点以上、他は4点以上

結果だけ見ると、選択27点、択一44点と、合格まであと少しのような感じもしますが、私の頭では、社会保険労務士試験を独学で合格するのは絶対無理だと痛感しました。

個人的に、社会保険労務士試験が独学で難しいと思った点は

①試験の前年に発売される基本書では法改正情報が届きにくい
②科目が10科目あり、過去問など覚える量が年々増えている
③問題の解き方やテクニックが分からない
④一緒に勉強している仲間がいないので孤独を感じる
⑤分からないことがあっても質問ができない

特に①と②は独学する際の最大のデメリットで、非常に不便に感じました。一応、法改正情報に関しては、U-CANのHP上で載っているのですが、正直、どこに法改正情報が記載されているのか分かりづらく、また解説などもなかったので理解するのに不十分な感じがしました。

社労士試験独学のメリットとデメリット

独学のメリット

①予備校(通信講座)より費用が安い
②自分のペースで勉強できる

①費用が安いのが独学をする最大のメリットだと思います。参考書、問題集、模試代すべて含めても予備校(通信講座) より10分の1で済むと思います。ただ、独学で失敗した私が、合格した今思うのは、予備校(通信講座) 代をケチるべきではなかったということです。ケチった結果、時間という貴重なものを失ったからです。

②自分のペースで勉強できるのも大きなメリットです。ただこれは意志の強い人ならいいのですが、私みたいな意思の弱い人にとっては、自分のペースで勉強すると予定通りに進まず、直前期の5月ぐらいになっても、試験範囲の全範囲の勉強が終わっていないということにもなりかねませんので注意が必要です。

その点、予備校(通信講座)の場合は、授業の日時があらかじめ決まっているので、意志の弱い人でも否が応でも勉強しないといけないので、直前期の5月になれば一通り試験科目の全範囲の勉強は終っているはずです。意志が弱い人は独学ではなく予備校(通信講座)を利用したほうがいいかと思います。

独学のデメリット

①法改正・白書/統計情報が手薄になる
②すぐに質問できない
③学習のペースを保つのが難しい
④市販本に誤植があっても気付かない


法改正・白書/統計情報が手薄になる
これが最大のデメリットだと思います。私の1年目は、まさに法改正情報がなかなか入ってこないことが敗因の一つでした。U-CANのHP上で法改正情報は掲載されるのですが、自分で探さないといけないので、時間のロスになりました。この点、予備校(通信講座)であれば、法改正の講座が用意されており、自分から探しにいく手間が省けます。また、予備校(通信講座)の法改正・白書/統計講座は市販本に比べて内容も充実しており安心です。

すぐに質問できない
社労士の勉強しているとどうしても分からないことが出てきます。その時、予備校(通信講座)であれば、その場で質問したり、電話やチャットでも質問したりすることもできますが、独学の場合はそれができません。社労士試験に限らず、意味も分からないまま覚えるよりも、理解して覚える方が記憶力にも影響してきます。つまり人間の脳は、理解している内容であれば長時間記憶できるようになっています。

学習のペースを保つのが難しい
自分を律せる人なら問題ないかもしれませんが、独学の場合は、自分でスケジュールを立てて勉強する必要があるので、ついついサボってしまいがちになります。また、予備校(通信講座)は、試験日に合わせて効率よく勉強ができるように最適なカリキュラムが組まれていますが、独学の場合はどこに重点を置いて勉強する必要があるか分からないことが多いです。どの科目から始めるべきなのか、またどの科目に時間をかけるべきなのかが、独学では気付きにくいのです。

市販本に誤植があっても気付かない
意外に市販されている社会保険労務士関連の書籍には誤植が多いです。各書籍のHPに誤植表として記載されていますが、わざわざHPで確認するのも面倒です。また初学者の方は、どれが誤植かさえも分からないといったことが多いです。

社労士合格するためには独学より予備校か通信講座がおススメ

・早く合格したい人
・意志が弱い人

早く合格したい人は、予備校(通信講座)を選ぶべきだと思います。その理由は、予備校(通信講座)は社労士の合格者を長年に渡り輩出しており、社労士試験に合格するためには“何をするべきか“を把握しているからです。

つまり、予備校(通信講座)のカリキュラム通り勉強すれば、効率よく勉強ができるように工夫されています。私はフォーサイトのみで他の予備校のことは詳しく分かりませんが、どの予備校(通信講座)でも同様だと思います。

予備校vs通信講座

予備校に通うという点ですが、私の家の周りには、資格の大原やTAC、LECなどありましたが、私の仕事柄、残業も多く土日も出勤することがあったため、途中で行かなくなるのではないか・・・と危惧して、すき間時間でも勉強ができる通信教育に決めました。

ただ、時間とお金に余裕がある人であれば、予備校でいいと思います。通信講座のデメリットは、周りに人がいないので、気が緩むと独学と同じで怠けてしまいますからね。その点、予備校は教室に通って、周りに同じ目標を持った人たちがいあるので、だらけそうになっても周りに人たちを見ればヤル気も出ると思います。

通信講座で2年目を頑張ろうと決意しましたが、社会保険労務士の通信講座って色々あり、まずは自身にあったところがないか探すところから始めました。数ある社会保険労務士試験の通信講座の中で、私が選ぶ際に注意した点です。

①料金がリーズナブル
②合格実績が高い
③すぐに質問できる体制がある
④テキストが見やすい

料金がリーズナブル
資格の大原やTACなども通学しなくても、家で勉強できるように通信講座もあるのですが、料金が高めだったので選択から外しました。

合格実績が高い
いくら料金がリーズナブルでも合格実績が低ければ意味がないので、この点も確認しました。

すぐに質問できる体制がある
独学の時に分からないことがあっても誰にも相談できず、結局は自身で調べるのですが、結局は分からず時間だけが無駄になったケースが多々あり、分からないことがあればすぐに質問なり相談できる体制がある通信講座を探しました。

テキストが見やすい
独学の時に使用していたU-CANの基礎レッスンの参考書は、初心者でもわかりやすかったのですが、文字が小さく、文字色も単調で、どれが重要なのかがハッキリとしなかったので、重要な個所は文字色の色が変わっているなど工夫されているテキストを探しました。

以上の①~④の条件を満たしている、社会保険労務士試験の通信講座は以下の2社でした。

・アガルートアカデミーの社労士通信講座
フォーサイトの社労士通信講座

どちらも上記①~④を満たしており判断に迷ったのですが、合格率が少しでも高く、テキストがフルカラーのフォーサイトの社労士通信講座を選びました。

まとめ

・独学より予備校(通信講座)がオススメ
・予備校か通信講座どちらにするかは環境に応じて選択すればOK

個人的に社労士試験を独学で合格するのは不可能ではないが、困難だと思います。独学は、時間もかかり要領も悪くなります。それであれば1年で決めるという覚悟で、独学よりお金はかかりますが、お金と同じぐらい重要な”時間”を節約できると考えて、予備校や通信講座で効率よく勉強して合格した方がいいと思います

今回の投稿で皆様の参考になれば幸いです。
皆様が合格されることを願っています。

 

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